精選版 日本国語大辞典 「精に入る」の意味・読み・例文・類語
せい【精】 に 入(い)る
- ① ( 「入る」は他動詞下二段活用 ) 心にかける。精神をこめる。
- ② ( 「入る」は自動詞四段活用 )
- (イ) ①に同じ。
- [初出の実例]「随分奉公せいに入、敵の首いくつでも引きぬいて上ましよと」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)四)
- (ロ) こまかなところまで注意する。細に入る。
- [初出の実例]「精に入り粗に入り微を究め妙を尽すの一大文字」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
- (イ) ①に同じ。