精選版 日本国語大辞典 「精に入る」の意味・読み・例文・類語
せい【精】 に 入(い)る
① (「入る」は他動詞下二段活用) 心にかける。精神をこめる。
※バレト写本(1591)「ウチシュワ メンメンノ ウケトリヲ xeini(セイニ) yrete(イレテ) ソバメヲモ セズ」
※浮世草子・風流曲三味線(1706)六「お馴染もござりませぬに、御精(おセイ)に入(イレ)られ、切々の御見舞忝なし」
② (「入る」は自動詞四段活用)
(イ) ①に同じ。
(ロ) こまかなところまで注意する。細に入る。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報