精稹(読み)せいしん

精選版 日本国語大辞典 「精稹」の意味・読み・例文・類語

せい‐しん【精稹】

〘名〙 込み入った細かい部分まで、きちんと整っていること。巧みですきがないこと。
※近来流行の政治小説を評す(1887)〈徳富蘇峰〉「されど其の脚色の雄整精稹、而して波瀾万丈なるに到りては」

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