精選版 日本国語大辞典 「精稹」の意味・読み・例文・類語
せい‐しん【精稹】
- 〘 名詞 〙 込み入った細かい部分まで、きちんと整っていること。巧みですきがないこと。
- [初出の実例]「されど其の脚色の雄整精稹、而して波瀾万丈なるに到りては」(出典:近来流行の政治小説を評す(1887)〈徳富蘇峰〉)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...