精進波羅蜜(読み)しょうじんはらみつ

精選版 日本国語大辞典 「精進波羅蜜」の意味・読み・例文・類語

しょうじん‐はらみつシャウジン‥【精進波羅蜜】

  1. 〘 名詞 〙 仏語菩薩の行である六波羅蜜一つ。ひたすら勤めはげんで、仏道修行を全うすること。
    1. [初出の実例]「は世々に精進波羅蜜を行ふ」(出典:観智院本三宝絵(984)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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世界大百科事典(旧版)内の精進波羅蜜の言及

【精進】より

…大乗仏教の修行徳目の六波羅蜜(ろくはらみつ)や十波羅蜜中の一つで,それら全体における心がまえのことである。その精進波羅蜜は,菩薩(ぼさつ)(仏の位に到達する直前の位の修行者)が修行において勇猛で,怠りの心と行いがまったくないこと,すなわち精進の完成を指している。そのほか,仏教教理ではもっと細かな意味にも用いられている。…

※「精進波羅蜜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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