…明治に入ると市中にも西洋料理店が開業しだした。《横浜沿革誌》に,69年,谷蔵なる者,姿見町3丁目に西洋割烹を開くとあるし,73年の《新聞雑誌》には,その前年に東京築地采女町に開業した〈精養軒〉をはじめ,〈築地日新亭〉〈茅場町海陽亭〉の名が見える。しかし,当時の西洋料理店はごく一部の人々に利用されるにすぎなかった。…
…このホテルのシェフはフランス人のベギューで,その料理は外国人客に好評であったとサムエル・モスマンはその著《ニュー・ジャパン》に記している。東京馬場先門前に精養軒ホテルがフランスから料理長・チャリヘスを招聘して開業したのは72年2月26日のことだったが,開店当日の大火で類焼してしまった。精養軒は翌73年,築地采女(うねめ)町に再建された。…
※「精養軒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...