糞仕が悪い(読み)ふんしがわるい

精選版 日本国語大辞典 「糞仕が悪い」の意味・読み・例文・類語

ふんし【糞仕】 が 悪(わる)

  1. 飼犬飼猫などが、定められた場所に排便せず、所きらわずして始末にこまる。
    1. [初出の実例]「ふんしのわるいさるに」(出典:黄表紙・天道浮世出星操(1794))
  2. 支払いをとどこおらせたり、放置したりする。
    1. [初出の実例]「糞仕(フンシ)のわるい客は」(出典洒落本・浪花今八卦(1773)桔梗卦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android