最新 地学事典 「糞粒」の解説
ふんりゅう
糞粒
faecal ,fecal pellet
堆積物中に密集して含まれる無脊椎動物の排泄物を,糞石(coprolite)と区別して糞粒という。フィーカルペレットとも。堆積物食性や大部分の懸濁物食性の排泄物であることが多い。バロー内部の充塡物や,移動摂食痕(pascichnia)などの生痕に伴って産出するほか,堆積層中に局部的に密集して産出する。卵嚢群や,藻類の胞子嚢,無機的にできた偽糞(pseudofaeces)と見誤ることがある。糞粒の集合体ないし塊状の排泄物を糞塊と呼ぶことがある。
執筆者:大森 昌衛・小幡 喜一
参照項目:糞石
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

