coprolite
動物の排泄物の化石で,コプロライト,糞化石ともいう。ギリシア語のkopros(糞,排泄物)+lithos(石)に由来。W.Buckland(1829)が最初に使用。糞粒に注目されてから,主に脊推動物の糞化石をいう。糞化石の産出は原生界上部にさかのぼり,糞石学(paleocoprology, palaeoscatology)は古生物の復元や系統進化に貴重な情報を提供している。また考古学では化石人類や古代の食性の研究資料となっている。
執筆者:大森 昌衛
参照項目:糞粒
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…血清カルシウム値が上昇する疾患などでは,尿中のカルシウム量も増加し,結石が生じやすくなる。胆石や腎結石のほかに,唾液腺にできる唾石,膵臓の導管にできる膵石(膵石症),扁桃腺にできる扁桃石,腸の中で糞便といっしょにできる腸結石(糞石fecalith),および膀胱や前立腺にできる膀胱結石,前立腺結石などがまれにみられる。【長島 和郎】。…
…さらに近年では,糞の数から個体数を調査するという試みがニホンカモシカなどで実際に行われている。 なお,先史時代の遺跡などから,糞石(コプロライトcoprolite)と呼ばれる人や動物の糞の化石が出土することがある。糞石の分析によって,当時の食生活や動植物の分布の復元が試みられている。…
※「糞石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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