糯田郷(読み)もちだごう

日本歴史地名大系 「糯田郷」の解説

糯田郷
もちだごう

治承五年(一一八一)一一月、源頼朝が新田義重を糯田郷郷司職に補任したというが(「源頼朝下文」園田文書)、この文書は疑わしいとされている。正慶二年(一三三三)造立の長福ちようふく寺阿弥陀如来坐像の墨書銘に「武州騎西郡糯田郷六角堂」とある。阿弥陀像を造立した唯信は親鸞の直弟二十四輩の一人性信の門弟とされ、永仁元年(一二九三)竜蔵りゆうぞう(現加須市)阿弥陀如来立像造立の大勧進を勤めている(墨書銘)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む