糸切歯(読み)いときりば

精選版 日本国語大辞典 「糸切歯」の意味・読み・例文・類語

いときり‐ば【糸切歯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 糸をかみ切るのに用いるところから ) 犬歯(けんし)
    1. [初出の実例]「風の口にありや桜の糸きり歯〈貞室〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「糸切歯」の意味・わかりやすい解説

糸切歯 (いときりば)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の糸切歯の言及

【歯】より

…(2)犬歯 切歯の後にある1対の長い歯で,歯冠がやりの穂先状をしている。俗に糸切歯という。(3)小臼歯 その後にある2対ずつの歯で,前臼歯ということもある。…

※「糸切歯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android