精選版 日本国語大辞典 「糸切歯」の意味・読み・例文・類語
いときり‐ば【糸切歯】
- 〘 名詞 〙 ( 糸をかみ切るのに用いるところから ) 犬歯(けんし)。
- [初出の実例]「風の口にありや桜の糸きり歯〈貞室〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)
→歯
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…(2)犬歯 切歯の後にある1対の長い歯で,歯冠がやりの穂先状をしている。俗に糸切歯という。(3)小臼歯 その後にある2対ずつの歯で,前臼歯ということもある。…
※「糸切歯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」