糸経(読み)いとだて

精選版 日本国語大辞典 「糸経」の意味・読み・例文・類語

いと‐だて【糸経】

  1. 〘 名詞 〙 縦を麻糸で、横をわらや藺(い)で織ったむしろ。日よけ、雨よけ、または物を包むために用いた。
    1. [初出の実例]「からびたる櫟(くぬぎ)林に日がくれて〈山店〉 仏の木地をつつむ糸だて〈芭蕉〉」(出典:俳諧・芭蕉庵小文庫(1696)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む