紀国皮(読み)きのくにがわ

精選版 日本国語大辞典 「紀国皮」の意味・読み・例文・類語

きのくに‐がわ ‥がは【紀国皮】

〘名〙 紀伊国から産出する染め皮。素襖(すおう)のひもに用いる。
※宗五大草紙(1528)衣装の事「すはうひもかはの事、黒梅小紋の付たる紀伊国革可然由候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android