デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀犬養」の解説 紀犬養 きの-いぬかい ?-? 奈良時代の官吏。一時官位を剥奪されていた(理由は不詳)が,宝亀(ほうき)2年(771)もとの従五位下にもどされる。宮内少輔(くないのしょう),伊豆守(いずのかみ),造宮大輔(ぞうぐうのたいふ),左大舎人頭(ひだりのおおとねりのかみ)などをへて,延暦(えんりゃく)9年(790)大膳大夫(だいぜんのだいぶ)となった。従四位下。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例