紐刀(読み)ヒモガタナ

デジタル大辞泉 「紐刀」の意味・読み・例文・類語

ひも‐がたな【×紐刀】

さやに紐をつけて下げるようにした小刀
「―もちて其の口をきき」〈・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紐刀」の意味・読み・例文・類語

ひも‐がたな【紐刀】

〘名〙 細紐をつけてさげるようにした小刀。匕首(ひしゅ)
古事記(712)上(延佳本訓)「紐小刀(ヒモガタナ)を以て其の口を拆く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android