紙屑買い(読み)カミクズカイ

デジタル大辞泉 「紙屑買い」の意味・読み・例文・類語

かみくず‐かい〔かみくづかひ〕【紙×屑買い】

紙くずや廃品などを買って歩くこと。また、その人。

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精選版 日本国語大辞典 「紙屑買い」の意味・読み・例文・類語

かみくず‐かいかみくづかひ【紙屑買】

  1. 〘 名詞 〙 紙くずやその他の不用品を買いあるく職業。また、その人。紙屑屋紙屑。くずや。
    1. [初出の実例]「ちはやふるかみくず買かとおもふた」(出典:咄本・宇喜蔵主古今咄揃(1678)三)

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世界大百科事典(旧版)内の紙屑買いの言及

【くず屋(屑屋)】より

…近世前期にすでに京の町には紙くず買がいた。1690年(元禄3)刊の《人倫訓蒙図彙(じんりんきんもうずい)》には,大きな布袋を肩にかけ,さおばかりを携えた女の紙くず買の姿が描かれ,紙であればなんでも買い集めて直し屋(再生処理業者か)へ売るとしてある。…

※「紙屑買い」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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