素船(読み)スブネ

精選版 日本国語大辞典 「素船」の意味・読み・例文・類語

す‐ぶね【素船】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 帆・碇・綱など船大工が造らない諸道具を除いた船全体の呼称
    1. [初出の実例]「金八百四拾五両 素船、外に三拾五両、作料増金、〆八百八拾両」(出典:年々留(1826‐52))
  3. 貨客を積んでいない船。からぶね。
    1. [初出の実例]「土佐日記に、からふねと有も則虚舟也。今すふねとも言」(出典:和漢船用集(1766)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む