素鉄(読み)すがね

精選版 日本国語大辞典 「素鉄」の意味・読み・例文・類語

す‐がね【素鉄】

〘名〙 鍛えていない鉄。生鉄(なまがね)
※宇治拾遺(1221頃)四「能登の国には、鉄(くろがね)といふ物の、すがねといふ程なるをとりて、守にとらする者、六十人ぞあなる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android