素鉄(読み)すがね

精選版 日本国語大辞典 「素鉄」の意味・読み・例文・類語

す‐がね【素鉄】

  1. 〘 名詞 〙 鍛えていない鉄。生鉄(なまがね)
    1. [初出の実例]「能登の国には、鉄(くろがね)といふ物の、すがねといふ程なるをとりて、守にとらする者、六十人ぞあなる」(出典宇治拾遺物語(1221頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android