紡錘形晶子(読み)ぼうすいけいしょうし(その他表記)spiculate, spicularite

岩石学辞典 「紡錘形晶子」の解説

紡錘形晶子

(1) 紡錘形をした晶子.これは球状晶子線状に集まったものと考えられる[Rutley : 1891].(2) 珪酸質の海綿骨片(spicule)がフェルト状に集まったもので形成される岩石をいうことがある[Carozzi : 1960].小さな投げ矢(dart)形の物体をspiculeという.ラテン語spiculumは点(point)のことである.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む