紡錘形晶子(読み)ぼうすいけいしょうし(英語表記)spiculate, spicularite

岩石学辞典 「紡錘形晶子」の解説

紡錘形晶子

(1) 紡錘形をした晶子.これは球状晶子線状に集まったものと考えられる[Rutley : 1891].(2) 珪酸質の海綿骨片(spicule)がフェルト状に集まったもので形成される岩石をいうことがある[Carozzi : 1960].小さな投げ矢(dart)形の物体をspiculeという.ラテン語spiculumは点(point)のことである.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android