骨片(読み)コッペン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「骨片」の意味・読み・例文・類語

こっ‐ぺん【骨片】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 骨のかけら。〔医語類聚(1872)〕
  3. 下等動物の体内にある微小な一種の内骨格で、主成分種類によって炭酸カルシウムまたは硅質である。また形は針状、棒状、星状など様々であり、分類上の標徴となる。海綿動物ナマコ類花虫類などにみられる。針骨。

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最新 地学事典 「骨片」の解説

こっぺん
骨片

spicule ,sclerite

さまざまな動物群の体内にある微小な硬組織総称。その形態や分類基準としての重要性は分類群によって異なる。海綿動物では骨針とも呼ばれ,これが集まって骨格を形成する。CaCO3・SiO2などからなり,100~1,000µmの大骨針とその1/10くらいの微小骨針がある。骨針の形や大きさは分類上重要である。八放サンゴ類では共肉中に存在し,スクレライト(sclerite)と呼ばれる。これが密集して堆積物をつくることがある。このほか,放散虫・ウニ・ヒトデ・ナマコ類等にも発達している。

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世界大百科事典(旧版)内の骨片の言及

【骨格】より

… 海綿動物はわずかな数種を除いてはみな骨格をもっている。骨格は種類によって違うが,多くの場合には骨片spicule(針骨)という炭酸カルシウムまたはケイ素化合物からなる多数の小体であるが,またある種類では角質様の繊維が構成する不規則な立体的網目細工(これが普通に市販されている海綿である)をなす。 腔腸動物のうちではサンゴの類だけが骨格を有し,しかもそれは風変わりな骨格である。…

※「骨片」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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