紫外スペクトル(読み)シガイスペクトル

化学辞典 第2版 「紫外スペクトル」の解説

紫外スペクトル
シガイスペクトル
ultraviolet spectrum

紫外線領域に現れるスペクトル吸収および発光スペクトルがある.多くの物質は紫外部に吸収を有するので,光が通過するとき紫外吸収スペクトルが見られる.発光スペクトルのうち,アークおよびスパークスペクトルでは多数の線スペクトル,白熱固体のスペクトルでは連続スペクトル蛍光,りん光スペクトルでは物質特有の線ないし幅の広い帯スペクトルが見られる.紫外スペクトルの測定には,200 nm までは主として石英分光光度計,回折格子分光計が用いられ,190 nm 以下では真空分光器が用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む