細川千仞(読み)ホソカワ センジン

20世紀日本人名事典 「細川千仞」の解説

細川 千仞
ホソカワ センジン

昭和期の棋士 囲碁9段。



生年
明治32(1899)年

没年
昭和49(1974)年11月29日

出生地
福岡県

学歴〔年〕
五高等学校中退

主な受賞名〔年〕
高松宮賞〔昭和33年〕

経歴
プロの棋士を志し、大正14年2段、昭和32年8段。日本棋院関西総本部の長老。“コウ細川”と恐れられたきわめつきの強腕。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川千仞」の解説

細川千仞 ほそかわ-せんじん

1899-1974 昭和時代の囲碁棋士。
明治32年7月生まれ。五高を中退。棋士をこころざし,大正14年2段,昭和32年8段となる。力戦家で「コウの細川」といわれた。日本棋院関西総本部の長老で佐藤直男9段らをそだてた。昭和49年11月29日死去。75歳。福岡県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android