細川 護久(読み)ホソカワ モリヒサ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「細川 護久」の解説

細川 護久
ホソカワ モリヒサ


肩書
熊本藩知事,貴院議員(侯爵)

別名
別名=長岡 澄之助(ナガオカ スミノスケ)

生年月日
天保10年3月1日(1839年)

出生地
肥後国熊本城下町花畑邸(熊本県熊本市)

経歴
旧熊本藩主・細川斉護の二男。兄・韶邦の世子となり、文久3年藩主名代として上洛幕末政局にあたる。明治3年兄に代わって熊本藩知事となり、進歩的な藩政改革を推進。4年には古城医学校、熊本洋学校を設立して開明的な教育に尽力した。のち侯爵を授けられ貴院議員を務める。

没年月日
明治26年8月30日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android