精選版 日本国語大辞典 「細引」の意味・読み・例文・類語
ほそ‐びき【細引】
- 〘 名詞 〙
- ① 「ほそびきなわ(細引縄)」の略。
- [初出の実例]「Camus〈略〉 モノヲ ククル fosobiqi(ホソビキ)、または、サシナワ」(出典:羅葡日辞書(1595))
- ② 魚の刺身などで、身を細長く切ったもの。細作り。
- [初出の実例]「首陽山の蕨蛭子爰にゐまさばはまやきをくらひ琴高も爰に来らばほそひきをあぢわふべし」(出典:洒落本・やまあらし(1808)一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...