細枝結う(読み)しもとゆう

精選版 日本国語大辞典 「細枝結う」の意味・読み・例文・類語

しもと‐ゆう‥ゆふ【葼結・細枝結】

  1. たきぎなどにする細い木をゆわえる葛(かずら)の意で、「葛(かずら)」と同音語頭に持つ地名葛城(かずらき)山」にかかる。
    1. [初出の実例]「しもとゆふ葛城山に降る雪のまなく時なく思ほゆるかな〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)大歌所御歌・一〇七〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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