細横丁(読み)ほそよこちよう

日本歴史地名大系 「細横丁」の解説

細横丁
ほそよこちよう

[現在地名]仙台市大町おおまち一―二丁目・立町たちまち国分町こくぶんちよう一―三丁目・春日町かすがちよう二日町ふつかまち木町通きまちどおり一―二丁目

木町きまち通の一筋東に並行する街路で、侍屋敷が並ぶ。一筋東は通町とおりまち(奥州街道)で、当町を含む三本はきれいに並行する。当町突当りは南がおお町、北は北五番きたごばん丁で、正保仙台城絵図以来変わらない。街路幅は一間半(仙台市史)。宝暦一〇年(一七六〇)勾当台こうとうだいに移された学問所(のちの養賢堂)は、もと当町の北三番丁と交わる所にあり、「獅山公治家記録」元文元年(一七三六)条によれば、旧武沢源之進の士宅を学問所に修造する旨が記され、同年建立されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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