細波立つ(読み)さざなみだつ

精選版 日本国語大辞典 「細波立つ」の意味・読み・例文・類語

さざなみ‐だ・つ【細波立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. 小さな波が立つ。
    1. [初出の実例]「すると海面いやに、漣立(サザナミダ)って参りました」(出典:落語・佃島(1900)〈初代三遊亭金馬〉)
  3. ( 比喩的に ) 顔に小皺ができる。
    1. [初出の実例]「額際の小々波立(サザナミダチ)たると」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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