小皺(読み)コジワ

精選版 日本国語大辞典 「小皺」の意味・読み・例文・類語

こ‐さび【小皺】

  1. 〘 名詞 〙 紙製烏帽子(えぼし)に小さな皺をつけ黒漆塗りにしたもの。⇔大皺(おおさび)
    1. [初出の実例]「折烏帽子、大さび、小さび、諸眉、片眉あり、人によるべし」(出典:深窓秘抄(室町中頃か))

こ‐じわ【小皺】

  1. 〘 名詞 〙 細かいしわ。
    1. [初出の実例]「鼻のさきのこじはの色もかはりたる此浮舟の年ぞしらるる」(出典:評判記・嶋原集(1655)松之部)

こ‐しぼ【小皺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しぼ」は織物皮革などのしわ ) しぼの小さいもの。⇔大しぼ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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