細田遺跡(読み)ほそだいせき

日本歴史地名大系 「細田遺跡」の解説

細田遺跡
ほそだいせき

[現在地名]会津坂下町大沖 切作

みや(鶴沼川)西岸、標高一八五・五メートルを測る微高地上に立地する。昭和一二年(一九三七)耕地整理中に、朱彩した古式土師器の高坏等が出土した。同六二年県営圃場整備事業に伴い発掘調査が実施され、弥生時代の竪穴住居跡一軒、古墳時代前期の竪穴住居跡二軒、円形周溝墓二基、土坑・溝跡を検出し、これらの遺構内から弥生時代の天王山式土器や、古墳時代前期前半の古式土師器が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 長頸壺

関連語をあわせて調べる

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む