終の道(読み)ツイノミチ

デジタル大辞泉 「終の道」の意味・読み・例文・類語

つい‐の‐みち〔つひ‐〕【終の道】

人が最後に通る道。死出しでの道。
「―きのふは過ぎぬ今日も又よもと思ふぞはかなかりける」〈続古今哀傷

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精選版 日本国語大辞典 「終の道」の意味・読み・例文・類語

つい【終】 の 道(みち)

  1. 人が最後には行かなければならない、あの世への道。死出の道。ついに往(ゆ)く道。
    1. [初出の実例]「つゐの道きのふはすぎぬけふも又よもと思ふぞはかなかりける〈藤原信実〉」(出典:続古今和歌集(1265)哀傷・一四七二)

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