終の道(読み)ツイノミチ

デジタル大辞泉 「終の道」の意味・読み・例文・類語

つい‐の‐みち〔つひ‐〕【終の道】

人が最後に通る道。死出しでの道。
「―きのふは過ぎぬ今日も又よもと思ふぞはかなかりける」〈続古今哀傷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「終の道」の意味・読み・例文・類語

つい【終】 の 道(みち)

  1. 人が最後には行かなければならない、あの世への道。死出の道。ついに往(ゆ)く道。
    1. [初出の実例]「つゐの道きのふはすぎぬけふも又よもと思ふぞはかなかりける〈藤原信実〉」(出典:続古今和歌集(1265)哀傷・一四七二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む