組手試合(読み)くみてじあい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「組手試合」の意味・わかりやすい解説

組手試合
くみてじあい

空手競技法の一つ。相対した2名の競技者が定められた攻撃個所に突・打・蹴の技をかけ合い,その優劣を競う。試合場は 8m四方で,3人または5人の審判員で判定する。正しい姿勢,充実した気迫,適正な間合い相手顔面頸部,胴に技が決ったとき,その技の難度正確さなどにより1~3ポイントが与えれる。2分間もしくは3分間の試合時間内に先に8ポイント差をつけた方が,その時点で勝ちとなる。時間内に8ポイント差がつかない場合は合計ポイントの多い方が勝ちとなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android