経画(読み)けいかく

精選版 日本国語大辞典 「経画」の意味・読み・例文・類語

けい‐かく‥クヮク【経画】

  1. 〘 名詞 〙
  2. たてに線を引くこと。また、たてに線をひいたもの。
    1. [初出の実例]「譬ば彼此二体ありて、同時刻の間に、此は加力して落て、彼は此体落着の速に等き速力を以て平行せば、其同時の間に経画する線の長を比するに、平行の線は落線に一倍す」(出典:暦象新書(1798‐1802)中)
  3. くみたてて見つもりすること。
    1. [初出の実例]「今在廷臣僚に命し、仮すに時日を以てし、経画の責に当らしむ」(出典:国会開設の勅諭‐明治一四年(1881)一〇月一二日)
    2. [その他の文献]〔宋史‐食貨志・上一・農田〕
  4. けいかく(計画)
    1. [初出の実例]「彼のコンスタンチノープルに出でんと欲するの経画の如きは、決して一朝一夕に生じたる者に非ざれば」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉四)

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