結城寺(読み)ゆうきじ

日本歴史地名大系 「結城寺」の解説

結城寺
ゆうきじ

[現在地名]結城市山川新宿

山川新宿やまかわしんじゆくの集落東南部に所在。清浄蓮華山と号し、新義真言宗。本尊薬師如来。結城寺村にあった結城寺を戦国時代に山川氏重が現在地に再興したのが当寺である。再興は永禄八年(一五六五)または九年と伝えられる。氏重は移建に際し寺領を寄進しており、その時の山川氏重等連署寄進状写(結城寺文書)に「今度結城寺江就御移ニ、下(山)知行分上結城寺内者不及申、上山川之内山王内寺野田間 かす(れ)うへなし合而五十貫文、前々より之処、無残相渡申候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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