精選版 日本国語大辞典 「結松」の意味・読み・例文・類語 むすび‐まつ【結松】 〘 名詞 〙 小枝を結び合わせた松。松の小枝を結び合わせるのは、魂を結び込めて命の無事を祈る古代呪術の一つで、後には、誓いをかけたり、契を結んだりしたしるしにした。[初出の実例]「磐代の野中に立てる結松(むすびまつ)心も解けず古思ほゆ」(出典:万葉集(8C後)二・一四四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例