デジタル大辞泉 「絡げ」の意味・読み・例文・類語 からげ【▽絡げ/×紮げ】 1 束ねくくること。また、くくったもの。「十把一―じっぱひとからげ」2 着物の裾を帯に挟むこと。また、その裾。すそからげ。「尻しり―」「―も下ろさず」〈浄・阿波の鳴門〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「絡げ」の意味・読み・例文・類語 からげ【絡・紮】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 動詞「からげる(絡)」の連用形の名詞化 )① 束ねくくること。まとめてしばること。[初出の実例]「からげは今も物を括るにいふ、からめあぐるの義にや」(出典:随筆・嬉遊笑覧(1830)二)② 着物の裾(すそ)を帯に挟み込むこと。また、その裾。しりからげ。[初出の実例]「ひやめしもやかっしゃれとからげおろして入にけり」(出典:浄瑠璃・生玉心中(1715か)上)[ 2 ] 〘 接尾語 〙 束ねくくったものを数えるのに用いる語。[初出の実例]「一からげの書をたづさえて上た」(出典:玉塵抄(1563)一四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例