絡まり付く(読み)からまりつく

精選版 日本国語大辞典 「絡まり付く」の意味・読み・例文・類語

からまり‐つ・く【絡付】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
  2. 細長いものなどが、互いに巻きつく。
    1. [初出の実例]「海草は冷たく彼の足にからまりついた」(出典:春は馬車に乗って(1926)〈横光利一〉)
  3. 絶えずくっついて離れない。まとわりつく。
    1. [初出の実例]「しみじみした淡い妬みの絡りついたやうな心持で」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android