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海草 かいそうsea grass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

海草
かいそう
sea grass

海中に生える植物のうちで,被子植物を,海藻と区別してこのようにいうことがある。海はすべて単子葉類で,海岸近くや入江の比較的浅い海底の岩石または砂土に根をおろし,匍匐茎によって群生する。葉は細長い紐状かへら形で単葉,縁に鋸歯はない。水中に形の単純な花を咲かせる。種子は米粒大であるが胚乳を欠く。日本には7属 15種があり,アマモスガモ,エビアマモが各地に普通。ウミヒルモは中部以南にみられる。 seaweed (海草) の語を上記の意味の海草と海 marine algaeとを含めて使うこともある。

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デジタル大辞泉の解説

うみ‐くさ【海草】

《「うみぐさ」とも》海中に生育する藻や草の総称。かいそう。

かい‐そう〔‐サウ〕【海草】

海中に生える顕花植物。アマモの類。
海中に生えるアマモや藻類の総称。

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栄養・生化学辞典の解説

海草

 海に生育する顕花植物.例えば,スガモ,アマモなど.

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大辞林 第三版の解説

うみくさ【海草】

〔「うみぐさ」とも〕
海中に生育する藻や草の総称。

かいそう【海草】

アマモ・スガモなど、海岸近くの海底に生える被子植物。
海藻の俗称。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

海草
かいそう
sea grass

海生の大形植物のことであるが、普通は海生の種子植物をいう。海藻seaweedsの対比語。海草類はすべて単子葉植物で、世界に2科12属約50種分布する。日本の沿岸にはアマモ、コアマモほか2科8属15種あり、藻場(もば)とよばれる海中林を形成し、魚貝類の絶好なすみかとなっている。水平分布では、スガモが関東地方以北にみられるが、多くの海草は中部地方以西に分布する。日本産の海草で温帯性のものは、干潮線上にコアマモ、干潮線にエビアマモ、干潮線直下にアマモ、干潮線下数メートルから十数メートルにオオアマモ、スゲアマモ、タチアマモが生育する。熱帯性のものは、干潮線上にウミジグサ、ウミヒルモ、マツバウミジグサ、干潮線にリュウキュウスガモ、干潮線直下にボウアマモ、ベニアマモ、リュウキュウアマモ、干潮線下数メートルから十数メートルにウミショウブが生育する。[大滝末男]

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世界大百科事典内の海草の言及

【海藻】より

…分類上は緑藻,褐藻および紅藻が主体である。これに対し,海草はsea grassで,スガモ,アマモに代表される海産顕花植物である。海藻は世界で約8000種が知られ,日本の近海からも約1200種が見いだされている。…

※「海草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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