絡繰覗(読み)からくりのぞき

精選版 日本国語大辞典 「絡繰覗」の意味・読み・例文・類語

からくり‐のぞき【絡繰覗】

  1. 〘 名詞 〙 箱にはめこんだ眼鏡を通して、箱の内部の、次々に転換する絵や押絵細工を見せる装置。のぞきからくり。のぞきめがね。からくりめがね。からくり。
    1. [初出の実例]「からくりのぞきの箱に地黄煎そへてつじつじに、たいこのをとに打まじるわらんべ共をそそのかし」(出典:浄瑠璃・平仮名太平記(1701)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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