絵下古賀村(読み)えげこがむら

日本歴史地名大系 「絵下古賀村」の解説

絵下古賀村
えげこがむら

[現在地名]大木町絵下古賀

八町牟田はつちようむた村の南に位置し、東西に細長い。西は中木室なかきむろ(現大川市)、南は上木佐木かみきさき村。本高は三四三石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高四六〇石・役高四六一石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高四六三石。文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田一八町九反余・開田七町三反余・畑田二反余・畑四反余・居屋敷三反余。旧高旧領取調帳の高六三八石余。嘉永三年(一八五〇)当村伊作は下木佐木村(現大川市)儀右衛門への縊油船二艘・印札一艘の分船願を出している(「三潴郡奉行日記」新有馬文庫)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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