絵取本(読み)えどりぼん

精選版 日本国語大辞典 「絵取本」の意味・読み・例文・類語

えどり‐ぼんヱどり‥【絵取本】

  1. 〘 名詞 〙たんりょくぼん(丹緑本)」の古称
    1. [初出の実例]「ここに摸(うつ)したる冊子三種とも、昔ゑどり本ととなへし物の麁悪なるにて、丹祿青を筆まかせに彩色(いろどる)ともなく点じて最(いと)古雅なり」(出典随筆・用捨箱(1841)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android