絵瀬戸(読み)えぜと

精選版 日本国語大辞典 「絵瀬戸」の意味・読み・例文・類語

え‐ぜとヱ‥【絵瀬戸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「えせと」とも ) 瀬戸系の窯(かま)で焼かれた、鉄釉絵のある陶器。多く簡素な草花が描かれているが、画調に朝鮮李朝の影響が見える。
    1. [初出の実例]「我麁相絵瀬戸の波を己れのみ」(出典:俳諧・瀬とり舟(1704))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android