絶対閾(読み)ぜったいいき(その他表記)absolute threshold

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「絶対閾」の意味・わかりやすい解説

絶対閾
ぜったいいき
absolute threshold

感覚を生じるのに必要な最小刺激エネルギー量のことで,刺激閾ともいう。刺激が感じられたとする反応と感じられなかったとする反応の境目にあたるが,操作的には双方の反応が 50%ずつ生じる刺激の値をとる。 (→ )

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世界大百科事典(旧版)内の絶対閾の言及

【感覚】より

…(1)感覚の大きさ 一つの感覚系について,感覚刺激の強さを十分弱いところからしだいに増していくと,やっと感覚の生ずる強さに達する。感覚が生ずる最小の刺激の強さを,その感覚の刺激閾(絶対閾)という。またある強さII+⊿Iが識別できる最小の強さの差⊿Iを強さに関する識別閾という。…

※「絶対閾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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