絶所(読み)ゼッショ

デジタル大辞泉 「絶所」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐しょ【絶所】

高いがけや谷などがあって、道の途絶えた所。
「―悪所の嫌ひなく」〈伎・小袖曽我

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絶所」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐しょ【絶所】

  1. 〘 名詞 〙 高い崖(がけ)などによって道の絶えた所。
    1. [初出の実例]「村雨月毛にゆらりと跨り、絶所(ゼッショ)悪所の嫌ひなく、駒を早めて歩ませたり」(出典歌舞伎霊験曾我籬(1809)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android