ゆらり(読み)ユラリ

デジタル大辞泉 「ゆらり」の意味・読み・例文・類語

ゆらり

[副]
1 物が1回だけゆっくりと大きく揺れ動くさま。「大提灯ぢょうちんがゆらり(と)揺れる」
2 軽やかに身体を動かすさま。ひらり。
「馬をひき出ださせけるに、足をそろへてしきみを―と越ゆるを」〈徒然・一八五〉
[類語]ゆらゆら・ぐらりと・くらくら・ぐらっと・ぐらぐら・くらっと・くらり・ぐらり・めまい・立ちくらみ・眩暈げんうん・目がくらむ・目が回る・ふらふら・よろよろ・よたよた・ぐらつく・ふらつく・ふらっと・ひらひら・びらびら・ぴらぴら・ひらりひらり・はたはた・ゆさゆさ・ちらりほらり・ほろり・はらり・ぱらぱら・ふわふわ・ひらり・片片へんぺん・ぽっかり・ぷかりぷかり・ぷかぷか・どんぶりこ・どんぶらこ・浮き沈み・浮遊・たゆたう・浮かぶ・漂う・浮く・浮揚・舞う・ふわり・ふわっと・ふんわり・ゆらりゆらり・ぶらぶら・ぶらり・だらり・宙ぶらりん・ふらり・のたり・のたりのたり・スローモー・緩やか・ゆるり

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精選版 日本国語大辞典 「ゆらり」の意味・読み・例文・類語

ゆらり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ① 軽くすばやくからだを動かすさまを表わす語。ふわり。ひらり。
    1. [初出の実例]「みかたの船の二丈ばかりのいたりけるに、ゆらりととびのり給ひぬ」(出典:平家物語(13C前)一一)
  3. ② ゆっくりとゆれうごくさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「東にただよい西に漂泊して、あちゆらりこちゆらりと一処に定らぬよ」(出典:三体詩絶句鈔(1620)四)
  4. ③ 動作や気持などにゆとりがあってゆったりとしているさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「時々道理の態(わざ)を捨て、ゆらりと立廻り立めぐる所、骨風余情にあらはれて」(出典:六輪一露秘注(寛正本)(1465))

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