絹緞(読み)ケンドン

デジタル大辞泉 「絹緞」の意味・読み・例文・類語

けん‐どん【絹×緞】

絹紬けんちゅう一種で、地が密で厚地のもの。服地・こうもり傘の地などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「絹緞」の意味・読み・例文・類語

けん‐どん【絹緞】

  1. 〘 名詞 〙 絹紬(けんちゅう)の一種。地質が厚地で品質のすぐれたものをいう。中国山東省産地として、服地、こうもりがさの地などに用いられた。

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世界大百科事典(旧版)内の絹緞の言及

【絹紬】より

…原色は淡黄茶色で,漂白するとクリーム色になる。薄地の普通品を絹紬と呼び,地の厚めの上級品は絹緞(けんどん)と呼ばれる。中国の山東省,河南省や,遼寧省の安東が集産地で,中国では織放しのものを繭紬,精練したものを練紬と分ける。…

※「絹緞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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