服地(読み)フクジ

デジタル大辞泉 「服地」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じ〔‐ヂ〕【服地】

洋服を仕立てるのに用いる布地
[類語]布地生地反物呉服太物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「服地」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じ‥ヂ【服地】

  1. 〘 名詞 〙 洋服を仕立てるのに使う布地(ぬのじ)
    1. [初出の実例]「服地の色は褪めて」(出典:趣味の遺伝(1906)〈夏目漱石〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「服地」の意味・わかりやすい解説

服地
ふくじ

被服材料になる生地のこと。和服地と区別して洋服地をさす場合もあるが,洋服,和服の材料は同一のものが多くなっているので,一般には上着用の被服材料をいう。着用者や季節の別によって,厚手のもの,薄手のものなど,織り方や編み方,柄など千差万別。古くからの動植物繊維に加え,化学繊維が普及して,現在では後者の量が多くなっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android