絹雲母化作用(読み)きぬうんもかさよう(その他表記)sericitization

岩石学辞典 「絹雲母化作用」の解説

絹雲母化作用

アルカリ性熱水溶液の交代作用によって,岩石中のアルミノ珪酸塩鉱物がセリサイトで置換される作用.母岩全体がほとんどセリサイトの集合体に変化することもある[Lindgren : 1900].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android