継ぎ歯
つぎば
差し歯あるいは継続歯ともよばれる。合釘(ごうてい)(ポスト)のついた人工の歯冠をつくり、天然歯の歯根に掘った穴にその合釘を差し込んで接着固定した歯。歯冠が大きく崩壊欠如しているときに継ぎ歯をつくり、残っている歯根を使って保持する。継ぎ歯では天然歯に近い形、色、透明感などが得られ、隣接歯や対合歯ともよく調和するので、審美性を重視する前歯に多く応用される。
[澤田健次]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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