網が上がる(読み)あみがあがる

精選版 日本国語大辞典 「網が上がる」の意味・読み・例文・類語

あみ【網】 が 上(あ)がる

  1. 事件が解決する。事が落着する。かたがつく。
    1. [初出の実例]「『ハテ、もうあみは上(あ)がってござりますわいの』『あみがあがったとは、病人には縁起の悪い』」(出典歌舞伎河原噂京諺(1806)二幕)
  2. 隠し事がばれる。
    1. [初出の実例]「網(アミ)の上った道ならぬ恋路」(出典:浄瑠璃・七小町(1727)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android