総合的安全保障(読み)ソウゴウテキアンゼンホショウ

デジタル大辞泉 「総合的安全保障」の意味・読み・例文・類語

そうごうてき‐あんぜんほしょう〔ソウガフテキアンゼンホシヤウ〕【総合的安全保障】

国際的な要因による軍事的・非軍事的な多様な脅威に対して、外交防衛経済などの諸政策を総合して対処することによって、国家存立を維持し、国民生活の安定を確保すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の総合的安全保障の言及

【安全保障】より

…CBMを基礎とした多国間システムの形成は,今後大きな趨勢となろう。【岩島 久夫】
[総合的安全保障への道]
 古典的安全保障は軍事的な意味に限られ,国防抑止との2機能から成っていた。抑止は,敵がその軍事行動から期待しうる利得を上回るような損害と危険とを予期できれば,敵もその軍事行動を思いとどまるだろうという期待にもとづいている。…

※「総合的安全保障」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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