防衛(読み)ボウエイ

デジタル大辞泉 「防衛」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐えい〔バウヱイ〕【防衛】

[名](スル)他からの攻撃に対して、防ぎ守ること。「祖国防衛する」「タイトル防衛する」「正当防衛
[類語]防護防御防戦守備護身守る自衛固守死守

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精選版 日本国語大辞典 「防衛」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐えいバウヱイ【防衛】

  1. 〘 名詞 〙 他からの攻撃に対し、防ぎ守ること。
    1. [初出の実例]「誘欺防拒、而令治平、令三十二人並為防衛、天降供奉矣」(出典先代旧事本紀(806‐936頃)三)
    2. [その他の文献]〔拾遺記‐蜀〕

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普及版 字通 「防衛」の読み・字形・画数・意味

【防衛】ぼうえい(ばうゑい)

防ぎ守る。〔拾遺記、蜀〕忽ち衣の子數十人來(きた)りて云ふ。~當(まさ)に火厄るべし。~今より已後、亦た宜しく防衞すべしと。~旬日、火、庫よりる。~火んなるの時に數十の衣の子、來りて火を撲(う)つを見る。

字通「防」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「防衛」の意味・わかりやすい解説

防衛
ぼうえい

外国による攻撃に対して国の安全を保持する作用。日本においては,日本国憲法前文および憲法第9条による徹底した平和主義宣言武力の行使放棄とによって,防衛の実行や防衛のための組織をもつことはできないとする説があるが,政府見解のように,自衛戦争ならびに自衛のための戦力保持を可能とする説もある(→自衛権)。防衛省設置法(→防衛省),自衛隊法国家安全保障会議設置法(→国家安全保障会議)ならびに日米安全保障条約日米相互防衛援助協定日米地位協定などが,日本の防衛に関する基本的な法律,条約である。

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