総排泄腔(読み)ソウハイセツコウ

精選版 日本国語大辞典 「総排泄腔」の意味・読み・例文・類語

そう‐はいせつこう‥ハイセツカウ【総排泄腔】

  1. 〘 名詞 〙そうはいしゅつこう(総排出腔)
    1. [初出の実例]「鳥の羽毛をむしり、総排泄腔(ハイセツコウ)から木の枝で腸を出して」(出典ニューギニア高地人(1964)〈本多勝一〉アヤニ族とナッソウ山脈横断の旅へ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の総排泄腔の言及

【総排出腔】より

…総排泄腔ともいう。多くの脊椎動物では,消化管の終末部,左右の泌尿器の導管である尿管の末端,および左右の生殖腺の導管である精管または卵管の末端は,それぞれ別々に体外へ開口するのではなく,3者共同の単一の腔所でまず会合し,この腔所が単一の外口として外界へ開く。…

※「総排泄腔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む